愛知県小牧市の小規模保育施設「すくすくナーサリー中央」で2022年12月、乳幼児の口に食事を押し込むなどの行為が確認され、市が指導していたことがわかりました。

 小牧市によりますと、2022年12月、0歳から2歳児までを預かる保育施設「すくすくナーサリー中央」の関係者から内部告発があり、立ち入り調査を実施しました。

 防犯カメラの映像などを調べたところ、女性保育士2人が子どもの体がのけぞるほど口に食事を押し込んだり、顔に風船を打ち付けたりするなど、虐待が疑われる18の事案を把握したとのことです。

 市は2023年3月、文書で再発防止を求め、施設を運営するNPO法人の山本幸造理事長は「やった行為について反省している」と答えたということです。

 これまで保護者への謝罪はなく、市は説明会を開くよう求めています。