JR東海は、2024年から東海道新幹線の一部区間の「のり面」に太陽光パネルを設置し、新幹線の駅などで電気の活用を始めると発表しました。

 太陽光パネルは、東海道新幹線・名古屋〜新横浜間の発電に適したのり面を選んで複数箇所に設置し、計3.5kmの長さになる予定です。

 年間の発電量は、一般家庭約650世帯分の使用量に相当する270万kWhを想定していて、新幹線の駅の照明などに活用していくということです。

 JR東海は、新幹線ののり面を活用した再生可能エネルギー発電は国内初としていて、2024年夏ごろから工事を始める予定です。

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