岐阜県で飼育されていたタカが、鳥インフルエンザに感染していた問題で、岐阜県は、このタカが捕食した野生のカルガモから鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。

 この問題は11月30日、海津市の施設で飼育されていたタカ1羽から鳥インフルエンザの感染が確認されたもので、このタカは鷹狩りで野生のカルガモを捕食した後に死んでいました。

 岐阜県によりますと、このタカが捕食した野生のカルガモ3羽を調べたところ、このうち神戸町で捕食したカルガモ1羽から鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

 環境省は、感染が確認されたカルガモがタカに捕食された地点の周辺10キロを野鳥を監視する重点区域に指定していて、県が見回り監視などを強化します。

 また半径3キロ圏内にある養鶏農家に対して、養鶏場の消毒を指示しているということです。

【動画で見る】鷹狩りで捕食したタカが死ぬ…野生のカルガモから鳥インフルエンザ検出 捕食地点周辺で県が見回り等強化