愛知県東郷町の井俣憲治町長が職員への暴言などを繰り返していた問題で、町議会が問題を検証する特別委員会の設置を決めました。

 東郷町の井俣町長は、職員に対するパワハラやセクハラとみられる言動が明らかになり、第三者委員会の検証を踏まえ進退を決めるとしています。

 これに対して町議会は21日、独自にこの問題の原因究明などを行う特別委員会の設置を全会一致で決めました。

 井俣町長は第三者委員会の費用などに充てるため、自身の給料を30%カットする条例案を提出しましたが、早期の辞職を求める意見などもあり、反対多数で否決されています。

 井俣町長は、結論を真摯に受け止めたいと話しました。

【動画で見る】町長の職員に対するハラスメント疑惑…愛知・東郷町議会が独自の特別委設置を決定 問題の原因究明等行う