名古屋市千種区の東山動植物園で1月3日、人気者のライオン「サン」が亡くなりました。

 東山動植物園によりますと、オスライオンの「サン」は22歳で、人間でいえば約100歳のご長寿ライオンでした。3日午後、寝室内で死んでいる状態で飼育員に発見されました。

 2005年に東山動植物園に来園したサンは、メスの「ルナ」との仲睦まじい姿などで多くの来園者に親しまれてきました。

 しかし、この数年は高齢のため足腰が弱くなり、前日の2日までは馬肉などを食べて運動場にも出ていましたが、3日朝から食欲がなくなり、ふらつきもひどくなったため展示を中止していたということです。死因は老衰でした。

 東山動植物園のライオンの飼育頭数は、1頭になりました。

【動画で見る】前日は馬肉食べ運動場にも…名古屋・東山動植物園のご長寿ライオン「サン」死ぬ 人間に換算すると約100歳