東海3県のほとんどの小中学校で9日、始業式が行われました。中には、大谷翔平選手のグローブがお披露目された小学校もありました。

 東海3県のほとんどの小中学校で9日から3学期がスタートし、子供たちは寒空のもと登校しました。

 名古屋市東区の東桜小学校では、始業式で能登半島地震の犠牲者に黙祷をすると、校長が「震災について知って、1日1日を大切に過ごしてほしい」と伝えました。

 その後、子供たちは先生や友達との久しぶりの再開を楽しんでいました。

女子児童:
「お正月におせちを家族みんなで笑いながら食べたのが、一番おいしく感じました」

男子児童:
「お年玉もらったり、岐阜県に旅行したり」

 そんな中、子供たちには“気になること”がありました。

男子児童:
「グローブとかボールとかまだ見たことない。大谷選手の」

 2023年の末に、大谷翔平選手が全国の小学校に贈ったと話題になったあのグローブですが、実は名古屋市にはまだ届いていません。

 一足早く届いたのが、愛知県蒲郡市にある塩津小学校です。9日、オンラインでの始業式を終えると、大谷翔平選手から贈られたグローブが教室に届けられました。

 大谷選手は、全国すべての小学校およそ2万校に、右利き用のグローブ2個、左利き用のグローブ1個を寄贈すると発表していて、蒲郡市には12月25日に到着していました。

 グローブは各クラスを回る事になり、1クラスあたりに与えられた時間は「10分」。急いで感触を確かめ、教室でキャッチボールをしていました。

男子児童:
「言葉にならないくらいカッコいいですね」

別の男子児童:
「やわらかくてやりやすい。これでキャッチボールしてみたいです」

 新しい年の始まりとともに、子供たちを笑顔にした大谷選手のグローブ。忘れられない始業式となりました。

【動画で見る】年始から子供達を笑顔に…愛知の小学校でも“大谷グローブ”お披露目「言葉にならないくらいカッコいい」