愛知県豊橋市から能登半島地震の被災地支援に行っていた職員が18日、活動内容について市長に報告しました。
 
 豊橋市の建築指導課の職員は、震度6強を観測し死者99人となっている石川県珠洲市で、被災した家屋の調査に当たりました。

 職員は「倒壊している建物は、屋根が瓦ぶきの重く古い木造建築物が多く見られました」と話し、1981年の耐震基準より前の古い建物に、倒壊が多く発生したと報告しました。

浅井豊橋市長:
「無事にみんな帰ってきて、(この地域も)いつ何が起きるか分からないので、今回の経験もこの地域の防災に生かしてもらいたい」

 七尾市などで調査した下水道整備課の職員は…。

下水道整備課の職員:
「地盤が弱い所に被害が集中していたことが現場で見受けられましたので、自分の災害に対する危機意識も上がったと思いますので、そういった個々の意識も大事かなと思います」

※画像は豊橋市提供

【動画で見る】「地盤が弱い所に被害が集中」能登半島地震の被災地支援から戻った職員による市長報告会 愛知・豊橋市