名古屋市の河村市長は、これまで見合わせていたマイナンバーを使ったコンビニでの住民票交付を導入する考えを示しました。

 名古屋市は政令指定都市で唯一、マイナンバーカードを使ったコンビニでの住民票交付ができませんでしたが、河村市長は22日朝、名古屋市でも交付を始める考えを明らかにしました。

河村名古屋市長:
「スマホで住民票を出せるようしますと。巨大な一歩じゃないですか」

 河村市長はマイナンバー制度に反対の立場で、カードを持ち歩くことにセキュリティー面での懸念を示していましたが、22日から全国の一部コンビニで、カードの持ち歩きが不要なスマホによる住民票交付が始まることを受け、導入を決めたということです。

 名古屋市では新年度予算案に調査費などを盛り込み、3年後の導入を目指すということです。

【動画で見る】3年後スタート目指す…名古屋市がマイナンバー使ったコンビニでの住民票交付を導入へ 河村市長「巨大な一歩」