名古屋・栄の路上で起きた電動キックボードのひき逃げ事件で、大ケガをした男性が取材に応じ、「息ができなかった」と当時の状況を語りました。

 名古屋市中区栄4丁目で3日、道路を渡ろうとした47歳の男性が後ろから来た電動キックボードと衝突し、転倒して鎖骨などを折る大ケガをしました。

 キックボードに乗っていた男は、一時気に掛けるそぶりを見せたものの、救急車を呼ぶことなく立ち去りました。

 はねられた男性が4日夜に取材に応じ、当時の状況を語りました。

被害者の男性:
「息をするのが、空気が入ってこない感じ。息を頑張っても吸えない。私にもちょっと非があるかなとは思っているんで、道路にスッと出てしまったのは私なので。ただ、電動キックボードは一方通行を逆走しているんですよね。反省して出てきてほしいですね」

 男性は5日から入院することになり、警察はひき逃げ事件として、電動キックボードに乗っていた男の行方を追っています。

※画像は宗次ホール提供

【動画で見る】電動キックボードにひき逃げされる…大ケガした男性が当時の状況語る「息ができなかった」乗っていた男は逃走