日本将棋連盟は2月5日、2023年の賞金ランキングを発表しました。全冠制覇を達成した藤井八冠の獲得賞金は、2022年から6000万円以上アップして1億8634万円となり、2年連続の1位です。

 1995年に羽生善治九段が当時の全冠制覇を達成した際の、1億6597万円を超える金額で、1989年に統計を出して以来最高額となります。

 藤井八冠は2023年、5つのタイトル防衛に加えて、棋王・名人・王座の3タイトルを新たに獲得し、前人未到の八大タイトル独占を達成していました。

【2023年獲得賞金・対局料ベスト10 2023/1/1~12/31】
※()内は2022年のデータ

1位 藤井聡太竜王・名人 1億8634万円(1位1億2205万円)

2位 渡辺明九段 4562万円(2位7063万円)

3位 永瀬拓矢九段 3509万円(4位4668万円)

4位 広瀬章人九段 3066万円(6位2166万円)

5位 羽生善治九段 2604万円(ランク外)

6位 豊島将之九段 2223万円(3位5071万円)

7位 菅井竜也八段 1959万円(7位1970万円)

8位 佐々木大地七段 1881万円(ランク外)

9位 稲葉陽八段 1781万円(10位1580万円)

10位 伊藤匠七段 1728万円(ランク外)

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