5日、東京の都心では大雪となりましたが、6日になっても高速道路の通行止め等が続きました。東海3県にも、物流や交通などで影響が及んでいます。

『名鉄バス』では、午前7時10分発の「新宿」行きや長野の「松本」行きなど、名古屋を出発する高速バス11本が運休となりました。

名鉄バス営業部の主任:
「高速道路も下道も含めてですけど、国交省の方で『滞留しないように』というところで、予防も含めた早めの通行止めで安全のためということですので、それに対しては安全第一でわれわれも運行しておりますので」

『JR東海バス』も、6日朝から東京行きなどの名古屋発だけで12本が運休になりました。旅行で名古屋に来たという大学生は、5日の夜行バスで帰るはずでしたが…。

旅行で名古屋に来た大学生:
「(5日の)夜6時くらいに東京に住んでいる親から連絡があって、『雪がヤバすぎるからバス確認してみな』と言われて、メール確認したらちょうど(運休連絡が)きてて、『うわー!』と思って。雪が降るというのは知っていたんですけど、そんなに積もると思っていなくて。4時間後くらいにバイトが入っていて、それもラインで『ちょっと行けなさそうです』って」

 物流にも影響しました。『ヤマト運輸』や『佐川急便』では、関東方面などに向けて送る荷物や、関東方面などからの荷物に遅れが出ています。『日本郵便』でも、関東・信越・東海などで配達に1日程度の遅れが出ています。

『トヨタ自動車』では、高速道路の通行止めにより部品の調達が滞ったことから、高岡工場や堤工場など6工場で6日朝から生産をストップしました。6日午後になって田原工場を除き再開させたものの、影響は6日一杯続きそうです。

【動画で見る】夜行バス運休で足止めの大学生も…関東の大雪 東海3県でも影響続く トヨタは6工場で一時生産ストップ