トヨタ自動車は9日、豊田自動織機のエンジン試験の不正を受けて稼働停止していた工場を、2月13日から一部再開すると発表しました。

 豊田自動織機が生産するディーゼルエンジンの試験で不正が明らかになり、トヨタ自動車は該当するエンジンを搭載する10車種の出荷を停止しています。

 トヨタは国内の4工場6ラインを9日まで稼動停止していましたが、13日からトヨタ車体の吉原工場や富士松工場など3工場4ラインで生産を再開すると発表しました。

 出荷が可能な海外向けに限定して「ランドクルーザー」など一部車種を生産するということです。

 一方、岐阜車体工業・本社工場の第1ラインなど、残る2工場2ラインは停止期間を16日まで延長し、その後については16日午前を目処に判断するということです。

【動画で見る】13日から一部再開へ…トヨタが豊田自動織機の不正受け稼働停止していた工場 出荷可能な海外向け限定で生産