JR東海は、東海道新幹線の車内を巡回する警備員が2月下旬、座席で寝ていた客の体を触る不適切な行為があったと明らかにしました。

 乗客から「車内で体を触られたような気がする」と申し出があり、防犯カメラで警備会社「全日警」社員の男性警備員(25)の行為が確認されました。

 男性警備員は聞き取りに「女性客をわいせつ目的で触り、去年の夏ごろから20回ほど繰り返した」と説明していて、全日警は3月7日付で解雇したということです。

 東海道新幹線では、のぞみの車内で刃物を持った男が3人が殺傷した事件をきっかけに、2019年から全ての列車に警備員が配備されています。

【動画で見る】座席で寝ていたところを…東海道新幹線の警備員が車内で女性客の体触る「20回程繰り返した」全日警社員解雇