JR東海は2024年の春闘で、コロナ禍からの業績回復と物価上昇を踏まえ、過去最高額のベースアップによる賃上げを行うと発表しました。

 JR東海は12日、基本給を引き上げるベースアップとして、35歳の社員のモデルケースで月額1万1100円の賃上げを実施すると明らかにしました。

 JR東海によりますと、ベースアップによる賃上げは2年連続で、引き上げ額としては過去最高だということです。

 定期昇給を含めた賃上げ額は、同様の35歳モデルで4.8%の賃上げ率となる月額1万5900円になりました。

 また、ボーナスにあたる夏季手当については前年比で0.3カ月分同額の3カ月分となり、5年ぶりに3カ月分を超えました。

 JR東海は「コロナ禍からの業績回復の状況や、物価動向を考慮して支給水準をきめた」とコメントしています。

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