2024年1月、愛知県武豊町の火力発電所で起きた爆発事故で、発電所を運営するJERAはバイオマス燃料を一時的に保管する装置で最初に火がついたとみられると発表しました。

 武豊町にあるJERA武豊火力発電所では、2024年1月に爆発を伴う火災が発生し、ボイラーや燃料を運ぶベルトコンベヤーなどが燃えました。

 JERAは21日の会見で、木質バイオマス燃料を一時的に保管する装置の上部にある設備同士の摩擦が生じて火がつき、燃料の粉に引火して粉じん爆発が起きた可能性があると明らかにしました。

 一時的に保管していた木質バイオマス燃料に異物が混入した可能性もあるということです。

 JERAは、4月下旬を目処に原因を特定するとしています。

【動画で見る】燃料に異物混入の可能性も…JERA武豊火力発電所での爆発事故 バイオマス燃料を一時保管する装置で発火か