佐賀県唐津市で行われていた将棋の王位戦第4局で、藤井聡太七冠が渡辺明九段に勝利し「永世王位」に王手をかけました。

 唐津市の旅館で行われた王位戦七番勝負の第4局で、2日目の8月20日、藤井七冠が渡辺九段を攻める展開が続き、100手で勝利しました。

 これで3勝1敗となった藤井七冠は、永世王位の称号を獲得できる5連覇に王手をかけました。

藤井聡太七冠:
「お互いの玉形がかなり異なる形だったので、そのあたりの距離感をつかむのが終始、難しい将棋だったかなと思います。第五局がすぐ来週にあるので、状態を整えていきたいと思います」

渡辺明九段:
「あまり日程ないですけど、できる準備をして臨むしかないかなと思います」

 王位戦第5局は、8月27日に神戸市で開かれます。

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