
名古屋市内の公立学校の教員らの任意団体「名古屋市教育会」が、学校でチラシを配って保護者から会費を徴収することを取りやめることがわかりました。
名古屋市教育会は、保護者などから集めた寄付金で教員の研修費用や部活動の大会運営費などを助成する任意団体で、毎年4月に市立の小中学校などですべての世帯にチラシを配り500円以上の会費納入を求めていました。
教育会は教育委員会とは別の団体で、入会は任意ですが勘違いする保護者も多く、河村たかし前市長が2024年9月、「事実上強制になる」などと問題視して市教委に調査を求めていました。
市教委が「学校で教員がチラシを配布すると強制か任意かわかりづらい」として改善を求めたことを受けて、教育会は2025年度から配布をやめることを決め、ホームページでの入会手続きを検討しているということです。
【動画で見る】強制か任意か分かりづらく…『名古屋市教育会』学校でチラシ配り保護者から会費とることを取り止めへ