三重県熊野市にある世界遺産「花の窟神社」で1月26日、神事で使われる大綱作りが行われました。

 熊野市にある花の窟神社では、ご神体の大岩に長さおよそ170メートルの大綱をかけて五穀豊穣などを願う神事が毎年、春と秋の2回行なわれています。

 26日、氏子やボランティアなどおよそ80人が朝早くから集まり、地元で収穫したもち米のわらを叩いて軟らかくしたあと、編み上げていきました。

 作られた約170メートルの大綱7本は後日1本に束ねられ、2月2日に行われる「お綱かけ神事」で岩にかけられます。

【動画で見る】“お綱かけ神事”で使われる…世界遺産・花の窟神社で大綱作り 氏子など約80人が藁を編み上げる 三重県熊野市