
全身の筋肉が徐々に弱まる難病「ALS」患者の日常を追ったドキュメンタリー映画が、名古屋で公開されました。
映画『杳(はる)かなる』は、難病のALS「筋萎縮性側索硬化症」の診断を受けた佐藤裕美さんが症状が悪化することへの不安や葛藤、同じALS患者と出会い生と死に向き合う3年半に密着したドキュメンタリーです。
上映に合わせ、名古屋市中村区のシネマスコーレで8日、宍戸大裕監督らが出席し、舞台挨拶が行われました。
宍戸大裕監督:
「こんな状態になったら死んだ方がいいみたいな言葉とか、イメージで語られていることがすごく怖くて、これに対しては当事者の生活をまず見てもらおうと思いました」
映画は3月21日まで上映されています。
【動画で見る】ALS患者の日常を追う…ドキュメンタリー映画『杳かなる』名古屋で公開 宍戸監督「当事者の生活をまず見て」