
愛知県弥富市で2025年3月10日、名古屋工業高校の生徒たちが、「とび」や「左官」などの建設業の仕事を体験しました。
弥富市で行われた建設業の技能体験には、名古屋工業高校の2年生およそ50人が参加しました。重機の操縦体験では、アームの先端の針金で風船を割ろうとしますが、なかなか上手くいきません。
体験した生徒:
「ゲーム性があって、とても楽しかったです」
建設現場で足場を組み立てる「とび」の体験では、一番重い鉄パイプの重さは4.6キロありましたが、特に生徒たちが苦労したのは…。
体験した生徒:
「モノとモノを止める場所にすごい力が入って、外すときに時間がかかった」
人気だったのが「左官」の体験です。生徒たちは、コテを使って壁を塗り仕上げる作業を真剣に学び、職人の技を体感していました。
体験した生徒:
「残したいので、自分が作ったものを」
鹿島建設の担当者:
「建設業は日本の国をつくっていく産業だと思っていますので、その産業を支える意味でも若い人の力が非常に必要だと思っています。次の100年を、次の子供たちでつくっていってほしいと思っています」
【動画で見る】コテで壁を仕上げる“左官”が人気…工業高校の生徒が建設業の技能体験 とびや重機操縦など職人の技にふれる