三重県津市の沖合いで4月25日、釣りに出た男性が行方不明となり、26日午後に見つかりましたが、病院で死亡が確認されました。

 警察などによりますと、25日午後8時ごろ、津市柳山津興の津ヨットハーバー近くの海岸から、近くに住むフィリピン国籍の無職の男性(56)が家族に「釣りに行く」と言って1人でゴムボートに乗って沖合いに出ました。

 男性が26日朝になっても戻らなかったため、海上保安部などが捜索していたところ、26日午後0時20分頃、南東へ37キロほど離れた海上で、ゴムボートの中で意識がない状態で倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 男性の死因は低体温症で、警察などが当時の状況を詳しく調べています。

【動画を見る】店長が号泣し訴え…現金等盗まれた釣り堀で魚3000匹が大量死 窃盗犯が電気配線切ったか「従業員殺された」