自由に組み替えて使うことができる家具の展示会が11日から、名古屋・栄で始まります。

 展示されるのは建設現場などで使われる足場のレンタルや販売をする「ASNOVA(あすのば)」が、3組のクリエーターと共同で試作した4つの家具です。

「STAND」という家具は木製のフレームにロープを編み込んだパーツなどを組み合わせると、棚やハンモックチェアなど、手軽に形を変えられるのが魅力です。

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 また、スチール製のユニークな形のプレートは、マグネットの付いた収納ポケットやライトなどを自由にレイアウトできます。

 主催した「ASNOVA」は、新型コロナウイルスの感染が拡大し、家で過ごす時間が増える中、柔軟に組み替えて使えたり解体して収納できたりする、自由度の高い家具の開発に向けて今回のイベントでは試作品を展示し、ユーザーの反応を調べることにしています。

 担当者は、「足場の知見を活かした『仮設』をキーワードに、世の中に貢献できるチャレンジをしたい」と話しています。 展示会「カセツでつくる、軽やかなくらし展」はHisaya-odori Parkの「FabCafe Nagoya」で9月20日まで開かれています。