三重県伊勢市のおかげ横丁に、オムライスやハンバーグなど昔ながらの洋食が人気の店があります。この店が7月から始めた新メニューが、松阪牛や答志島のシラスなど地元・三重の食材をふんだんに使ったパスタやピザです。

■松阪牛や答志島のシラスなど…人気洋食店の地元の食材を使った新メニュー

 飲食店やお土産店など、40店舗以上が並ぶ三重県伊勢市の「おかげ横丁」。例年の夏休みは大勢のお客さんで賑わいますが、現在は新型コロナの影響で寂しい状況が続いているといいます。

【画像12枚で見る】伊勢・おかげ横丁の洋食店「はいからさん」の地元三重の食材を使った新メニュー

 そんな中、おかげ横丁にあるレトロな雰囲気が人気の洋食店「はいからさん」は、7月から新しい取り組みをはじました。昔ながらのオムライスやハンバーグなどの定番メニューに加えて、地元・三重の食材を使った新メニューの開発です。

 ミンチに松阪牛を使った「松阪牛ミートパスタ」(1350円)は、ミートソースと温泉卵、そしてチーズの相性が抜群で、コクとまろやかさが特徴です。

「ピザ(シーフード)」(1500円)には、三重県答志島のシラスを使いました。さらに、「伊勢うなぎ白焼き」(1200円)もあります。ザ・洋食屋という雰囲気から大きく変わりました。

男性客:
「前と少し違うのは、地元の食材がふんだんに使われているので、新しくておいしいなと思っています」

 様々な場所へ行きにくい今、ここへ来れば三重の食材を一度に楽しんでもらえる。また、常連さんにメニューの選択肢を増やしたい。そんな狙いもありました。

 三重グルメを堪能できるお店です。