三重県知事選挙に初当選した一見勝之新知事とはどんな人なのか、プロフィールをまとめました。

 出身は亀山市で、年齢は58歳です。東大卒業後、1986年に運輸省=現在の国土交通省に入省。大臣秘書官や海上保安庁次長、自動車局長などを務めました。

 趣味は山歩き、そば打ち、空手で、座右の銘は「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」。謙虚な姿勢で全力を尽くすという意味で、三国志で有名な諸葛孔明が用いた言葉とされています。

 続いて一見新知事が取り組む県の課題です。

 新型コロナ対策をはじめ、中止が決まった国体について6年後の開催を目指して「延期」とするかの判断など喫緊のものから、人口減少対策や南海トラフ巨大地震に備えた県土の強靭化など、中長期的なものも多く、手腕が問われます。

過去2番目の低投票率に「大事なのは県民との対話」三重県知事選挙に初当選の一見氏 一夜明け決意述べる