愛知県は17日、2021年7月1日から9月12日の間に確認された、新型コロナウイルス感染者について、ワクチン接種の有無の結果を公表しました。

 7月は新規感染者の総数が3293人で、このうち接種0回が2865人の87.0%、接種1回が154人の4.7%、接種2回が69人の2.1%、不明が205人の6.2%でした。

 8月は新規感染者の総数が30645人で、このうち接種0回が24871人の81.2%、接種1回が1648人の5.4%、接種2回が1083人の3.5%、不明が3043人の9.9%でした。

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 9月は1日から12日の間で、新規感染者の総数は10777人で、このうち接種0回が8473人の78.6%、接種1回が786人の7.3%、接種2回が612人の5.7%、不明が906人の8.4%でした。

 名古屋市では、9月に確認された新型コロナの感染者のうち、約8%がワクチンを2回接種していたことが分かりました。

 名古屋市の市議会でも16日に、ワクチンを2回接種した後に感染する、いわゆる「ブレイクスルー感染」について説明があり、9月は12日時点で全体の感染者6613人のうち7.8%にあたる517人がブレイクスルー感染していて、市がワクチン2回接種後でも感染対策を徹底するよう呼びかけています。