寒い季節に大活躍のニット。ただ、毛玉の手入れや洗濯の頻度など、適切に行わないと生地を傷めてしまう原因になります。そこで、ニットを長持ちさせるためのお手入れ方法についてまとめました。

・「しすぎ」はダメ
 “洗いすぎ”や“着すぎ”はNGです。ニットはデリケートなので、「しすぎない」ように気をつけましょう。

 洗濯は毎回ではなく、汚れが気になる時に適宜行いましょう。また、一度着たら2~3日間は着るのを控え、休ませましょう。

・こまめに毛玉ケア
 毛玉は、多くできる前にこまめに取り除くよう心掛けましょう。毛足が長いニットは、静電気によるホコリや汚れが付きやすいので、こまめにブラッシングをしましょう。

「毛玉とり機」はパワーが強いため、毛玉以外のところも刈ってしまい傷めてしまうこともあります。食器用のスポンジの硬い面で、やさしくニットの表面をなでると簡単に毛玉がとれるそうです。ぜひ、試してみてください。

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・冬も汗や皮脂ケアを
 見た目は汚れていなくても、首回りや袖口は冬場でも汗や皮脂が付きやすい場所です。

 そうした汚れをこまめにケアするには、「たたき拭き」がおすすめです。

 濡らして硬く絞ったタオルで、汚れがついていそうな首や袖口、わきなどをポンポンとたたいて汚れを落とします。

 そのあと、乾燥させて収納しましょう。

 デリケートなニットですが、着る頻度やお手入れに気を付けることによって、長く着ることができます。正しいお手入れをして、気持ちよく着られるようにしましょう。

情報:ウェザーニューズ