
「片付けをしようにも、モノが多すぎてどうにもならない」とお困りの方も多いのではないでしょうか。
整理収納アドバイザーの2級の資格を取り、自らを“ミニマリスト”と称する気象予報士の吉田ジョージさんに、“お片付けの極意”を紹介します。
もともとはモノが多かったジョージ家。2021年はミニマリストを極めようと、様々な工夫をして処分しました。
家に約800枚あったCDを、サブスクで聞くようにして処分。写真や手紙、名刺は全てスキャンしてデータ化しました。

また、約400着あった服を40着ほどまで減らしました。
かける順番で温かさに違い…羽毛布団と毛布『どちらが上か』より温かくしたい場合は“意外な裏ワザ”も

ジョージさん曰く、「全てのモノはゴミの素でもある」とのこと。市町村などが発行する「ゴミ分別早見表」を利用して、五十音順に整理することをお勧めします。
例えば、「か行」の「傘」。ジョージ家の傘たてをみると、3人家族ですが6本も傘が立ててありました。子供の傘だけ残し、ジョージさんは折り畳み傘1本のみにしました。

処分することは簡単ですが、後で「あった方がよかった」となってしまっては意味がありません。そこで、“お片付けの極意”です。
・1用途1つのみ
・1個2役を残す
例えば、“缶切り機能がついている栓抜き”は1つ2役となります。この極意を守り、用途が被ってしまっているモノは整理していきます。
この、“五十音順捨て活”には、メリットがあります。
・片づけた後ゴミ分別で悩まない
・リストがすでにあるため続きがわかりやすい
・ゲーム感覚で取り組める

片付けをすると、部屋が広く感じて気持ちよくなります。ご紹介した“極意”をもとに、お部屋のいらないモノを処分してみてはいかがでしょうか。