衣料品メーカーが販売している、保温性や保湿などに優れた素材で作られた“機能性インナー”。寒い日が続くこの時期に大活躍するアイテムですが、肌に直接触れるだけに清潔に使えているか、気になるところです。

 大手洗剤メーカー・ライオンの調査によると、「冬場の脇汗が気になる」という人が全体の43%いる結果となりました。寒い冬でも、暖かい室内との出入りなどで汗をかいてしまう場面もしばしばあります。

 そこで、機能性インナーのお手入れ方法を、ライオンのお洗濯マイスター大貫さんに聞きました。

 機能性インナーは、伸びて傷みやすいことが特徴です。そのため、洗う際には洗濯ネットを使用しましょう。

丁度よい洗濯の頻度や毛玉の手入れは…お気に入りの『ニット』はこうして長持ちさせる “しすぎ”に注意を

 ネットに入れる時のポイントが、折りたたみ方です。

 画像の要領で、「首元、わき、袖口」が表に出る“袖だたみ”をしましょう。汚れがたまりやすい部分が、ネットの中でも表に出るため肝心なところをきれいにできます。

 すぐに洗濯が難しい時は、臭いの元となる皮脂汚れを落としやすくする洗濯用プレ洗剤をつけたり、臭い発生をさせる菌の増殖を防ぐ洗剤などを使用して洗濯することもおすすめです。

情報・画像提供:ライオン株式会社