新型コロナワクチン接種…愛知県独自の『企業枠』 似て非なる“職域接種”との違い「人数・会場・対象者」
新型コロナワクチン、愛知県の「企業枠」接種は、企業や団体で希望者を募り、県の大規模接種6会場でまとめて予約できるというものです。
2回目接種から6カ月以上経っていれば、自治体から送付される接種券が届いていなくてもOKです。
似たイメージの言葉で「職域接種」というものもありますが、違いをまとめました。
50人以上の希望者いる会社等が対象…ワクチン大規模接種で愛知県独自の『企業枠』接種券なくても3回目可能
■申請人数
「職域接種」が1会場500人以上に対し、「企業枠」では50人以上の希望者がいれば申請が可能です。
極端な例として、50人集まれば会社の1つの部署でも申請できます。
■接種会場
「職域」では、会場や注射を打つ医療スタッフを確保する必要があります。一方、「企業枠」は県の大規模接種会場での接種なので、いずれも手配不要です。空き状況などから接種日時・会場を決めます。
■対象者
「職域」では、申請した企業であれば従業員やその家族、出入り業者や近くの住人なども対象でしたが、「企業枠」はあくまでその企業や団体の従業員のみです。
愛知県内の3回目接種率は9日時点で9.33%で、愛知県はこうした「企業枠」も活用してもらうことで3回目接種を急ぐ考えです。