三重県の「鳥羽国際ホテル」で不動の人気を誇るチーズケーキが、同じ三重県にある「井村屋」とコラボ。期間限定で斬新なチーズケーキを販売しています。

 伊勢湾を見渡せる岬に建つ、三重県の鳥羽国際ホテル。

 ここで1961年の創業以来ずっと愛されてきたのが「チーズケーキ」です。販売開始以来、半世紀以上作り方を変えておらず、濃厚なチーズの味となめらかな口どけが人気で、毎日100個以上売れています。

【画像で見る】鳥羽国際ホテル「チーズケーキ」×井村屋「ゆであずき」和洋折衷の新たなスイーツに

 このホテルの看板メニューが今回、同じ三重県に本社を置く井村屋とコラボして、期間限定メニューを発売しました。

 求肥とクルミが並べられたスポンジに、クリームチーズや砂糖などが入った生地をかけていきますが、黒いものが…。

ベーカリーの担当者:
「井村屋さんのゆであずきを使っているんです」

 使っているのは、井村屋のロングセラー商品「ゆであずき」です。

 さらに上から、今度は無糖のあずきをたっぷりとトッピング。チーズケーキ1ホールに100グラム以上のあずきが使われているそうです。

ベーカリーの担当者:
「さっぱりした感じで。甘い中に歯ごたえが違うものがあって、仕上がりはいい感じになったと思う」

 ゆであずきの持つ甘さを生かすために、生地自体は通常のチーズケーキより甘さを抑えてあるそうです。和洋折衷、三重県の名物同士がコラボした新しい形のケーキが誕生しました。

鳥羽国際ホテルの総支配人:
「元々、私は井村屋さんの商品開発力に非常に感銘を受けていまして、どこかでご一緒できないかと思っていました」

 1年ほど前から30種類以上試作を重ね、ついに完成。2月から販売を開始しました。

鳥羽国際ホテルの総支配人:
「(今回のコラボが)非常に勉強になりました。三重県のいろんな企業さんと、これをきっかけにコラボしていけたらなと思っています」

 チーズケーキAZUKIは4月末まで、鳥羽国際ホテルの売店やオンラインショップで購入できます。