6月1日から名古屋市の事業「シャチ泊」が始まりましたが、既に愛知県が実施している「eマネーキャンペーン」もあります。この2つを併用することはできませんが、どう違うのか取材しました。

 まず対象となる宿泊施設は、「シャチ泊」は名古屋市内のみで、愛知の「eマネーキャンペーン」は、名古屋市を含む県内の対象施設です。

 期間は「シャチ泊」が3期で2023年の2月28日まで。「eマネー」は2023年5月30日までです。

「シャチ泊」の補助額の上限は宿泊料金の半額・上限5000円で、対象の店でドリンク1杯などのサービスがある観パイチケットもあります。「eマネー」は宿泊料金の半額、最大5000円分と、飲食店などで使える2000円分の合わせて7000円分が電子マネーで還元されます。

 eマネーの方がお得に見えますが、「シャチ泊」は3連泊まで補助されます。「eマネー」の場合、補助が出るのは1泊のみで、同じホテルや旅館に連泊する人にとっては「シャチ泊」の方がお得という場合もあります。

「シャチ泊」にはもう一つ大きな特徴があり、今後再開が予定される「GoTo」トラベルとの併用が可能です。名古屋市に取材したところ、1万円のホテルに泊まる場合「シャチ泊」分が50%補助、そこに「GoTo」の30%補助が加わるので、合わせて80%補助となり、1泊2000円で泊まれることになるということです。

 ただ「GoTo」の詳細はまだ決まっていないため、「シャチ泊」分での補助で5000円になったところから、30%を引くことなり、1泊3500円になる可能性もあるとしています。

 この2つのどちらも、利用時にはワクチン3回接種の証明書、または陰性証明が必要です。

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