参議院選挙の日程は、6月22日公示・7月10日投開票が有力視されています。今回の選挙でも、若い世代の投票率アップが課題の一つです。

 2021年の夏と秋に、知事選、衆院選、市長選の合わせて3つの選挙が行われた神戸市では、若者への啓発としてオリジナルのステッカーを作りました。

 ステッカーは、観光名所のポートタワーや、北野の異人館街をモチーフにしたイラストが施され、若者向けのデザインを意識したということです。

 このステッカーを投票所で配り、3種類全てを集めると市内の飲食店で割引を受けられる特典もつけたところ、SNSで話題となり多くの反響があったといいます。

 実際の10代〜20代の投票率も、5年前の市長選と一緒に行われた衆院選では26.95%だったのが、2021年の市長選と一緒に行われた衆院選では29.36%と微増しています。

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 神戸市の選挙管理委員会は、こうした若者への啓発活動に一定の効果を感じているそうです。