
日差しが気になりますが、紫外線から肌を守ろうと、日傘や帽子を使っている方も多いと思います。太陽からの日差しを避けることがまず大事ですが、実は紫外線は至るところから襲ってきます。
そもそも紫外線はいつ頃から強くなるのでしょうか。気象庁が公開しているデータをまとめたところ、6月の紫外線は「非常に強い」、真夏の8月と同程度であることが分かりました。今はしっかりとした対策をしなければならない季節です。
そこで、日傘や帽子の出番になりますが、気を付けてほしいことがあります。
太陽の光には、地上に直接届く直接光と、空気中の分子などに当たって広がる散乱光があります。直射日光を気にしている方は多いですが、「散乱光」と聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。

実はこの散乱光、紫外線の総量の6割を占めています。日傘などで防ぐことができる直接光よりも多くの紫外線が、空気中の分子などから襲ってくるのです。
日差しが強い晴れの日には、日傘や帽子に加えて日焼け止めもしっかりと塗って対策するようにしましょう。
情報:気象庁
出典:ウェザーニュース
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