国立感染症研究所によりますと、オミクロン株「BA.4」「BA.5」系統は、それぞれ世界30か国以上で報告されているということです。特に南アフリカでは検体の82%が「BA.4」「BA.5」系統で、「BA.2」からの置き変わりが進んでいます。

 日本国内では、2022年4月に海外から成田空港に到着した人たちから「BA.4」「BA.5」系統の感染が初めて確認されました。

 東海3県では6月22日に初めて、岐阜県内の50代の女性から「BA.5」系統への感染が確認されたと発表がありました。

 この女性に海外渡航歴はなく、県は市中感染とみられるとしています。

「新変異株は感染力次第で拡大の可能性」新型コロナ新規感染者数の“AI予測” 専門家「今後下げ止まりも」