当ドラマの見どころでもある、主人公・未芙由(志田未来さん)の、時に辛口な、また時に深く考えさせられるような独特のモノローグ。なかでも最もパンチのある名セリフは?また、演じる志田未来さんはどんな気持ちで?などの視点で名言を掘り下げるオリジナル動画を公開しました!

 収録には主演の志田未来さん、進行の斉藤誠征アナウンサー(東海テレビ)、アドバイザーとして「ウツボカズラの夢」プロデューサー・松本圭右(東海テレビ)が参加。番組が独自に作成した1位~3位までのランキングを見て志田さんが感想を語ってくれました。発表の前に、どのモノローグがランクインしていると思うか聞かれた志田さんは、「毎回、モノローグは名セリフばかりだったので、予想がつきません」とコメント!
 ランキングには、本作のテーマでもある“格差”を象徴するもの、男の愚かしさを鋭く斬るものなど、さまざまなモノローグが登場します。大人しい顔をして内心では毒を吐く未芙由の二面性を見事に演じている志田さんですが、モノローグの収録時にどんなことを感じたのか尋ねられると、「私はここまで恵まれてきたので…。未芙由がどんなに辛い気持ちでいるのか、モノローグを言うたびヒシヒシ感じていました」と語ってくれました。さらに、時に冷徹とも思える未芙由のシニカルさには、「こんな風なものの見方もあるのだ」と、共感よりむしろ発見が多かったと振り返りました。
 ちなみに、志田さん自身が心に残っているとして挙げたのは、第1話のあるモノローグ。未芙由の最初の成長をそこで感じたといいます。果たしてランキングにも入っているのでしょうか!?

 松本プロデューサー曰く、未芙由は第5話でさらに覚醒し、ドラマ後半はウツボカズラ女としてさらなる快進撃を見せていくとのこと。そこで、今後登場する未芙由のセリフやモノローグの数々もひと足先にご紹介。「さよなら」「もう高校生には戻れない」「軽蔑はしません」「バイバイ」…気になるワードが散りばめられたものばかり。過激なものもあれば、まるで哲学者の言葉のようなものも。志田さんは「第5話以降も未芙由は、バッサバッサと周りの人たちのことを切り捨てます」と笑いながら話してくれました。
 印象的なセリフとして挙げたのが、それまでは自分の居場所にしがみつこうとする気持ちが強かった未芙由が、逆に見事に斬って捨てる第6話の強烈なひと言です。その収録の際、志田さんは未芙由が強くなっていることを実感したそうで、「周りからは悪いことをしているように見えるかもしれませんが、私は未芙由の成長がうれしくて、ニヤけそうになるのを必死に我慢しました」と、役へのシンクロぶりをうかがわせてくれました。
 また、登場人物で共感できる人は?という質問には、「いません(笑)」と即答。「みんな変わってますから。みんな何かが足りてない、未熟な人ばかり」と、未芙由ばりの辛口なコメントを残しました。
 第5話から、物語は新たな局面に突入。「未芙由にとって、第5話は第2章の始まり」だという志田さん。今後について、「未芙由がどう成長していくのか、ぜひ楽しみにしていてください」とコメントしてくれました。