~ドラマ「花嫁のれん」番外編~ 日本のおもてなしに挑戦

98日(水)〜 22日(水)3週連続放送

はじめに

“世界最高のホスピタリティ”として名高い、日本の「おもてなし」文化。2020年、日本全国にある「旅館・ホテル」軒数は、5万2千軒を超えた。その全ての宿泊施設の中で、「プロが選ぶ36年連続日本一」に輝いた老舗旅館が、石川県にある。その名も、「加賀屋」。創業110年以上の歴史を誇るその旅館には、日本一の「おもてなし」を堪能しようと、国内のみならず、世界中から多くの宿泊客が訪れる。
この日本一の旅館「加賀屋」で、6人の在留外国人が仲居修行に挑むプロジェクトがスタートした。100名を超える応募者から選ばれたのは、アメリカ、メキシコ、スペイン、ウズベキスタン、フィリピン、台湾で生まれ、現在は日本で暮らしている6人の女性たち。彼女たちにとって、日本のスピリットである「おもてなし」はどのように映るのか。

10日間にも及ぶ「加賀屋」での仲居修行は、簡単な道のりではない。重たい着物を着付けるのも一苦労。礼儀作法だけでなく、挨拶一つにしても、全てに「おもてなし」の精神は宿っている。6つの文化、6つの価値観。その中で芽生える、共感や衝突…。日本の伝統文化を学びながら、仲居修行を通して6人は気づく。それぞれにとって「おもてなし」は違うということに。
「良き思い出は心の宝 心の宝を作っていただくことこそ、おもてなしの心」
この企画の発端となったのは、昼ドラ「花嫁のれん」。東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送し、世界20以上の国と地域で放送・配信されている。石川県の老舗旅館を舞台に、日本が世界に誇る「おもてなしの心」を描き、「良き思い出は心の宝」という言葉が世界中で話題となった。それぞれ文化も性格も異なる6人に共通していたのは、このドラマに宿るスピリットのように、“心の宝”を作りたいという思いである。日本一の老舗旅館で仲居修行に挑戦した6人の女性たち。時には笑い、時には涙し、「おもてなし」の真髄を探し求めた先で得たものとは。

あらすじ

第5回 私の伝えたいこと

922日(水)27:00~27:30放送

仲居修行には、もう1つの大きなイベントが控えていた。それは、加賀・能登地方から伝わる婚礼の風習「花嫁のれん」くぐり体験。花嫁の幸せを願うため、婚礼の日に贈られたのれんをくぐる伝統文化だ。しかし、この体験をできるのは、作文発表で1位を勝ち取った1名のみ。その座を狙っていたシトラ、ブランカ、アナだが、作文発表を目前に、仲居修行では遅刻やミスを連発。なんとか迎えた作文当日、これまでの仲居修行で培ったこと、自分にとっての「おもてなし」について熱弁をふるうが……。あるメンバーから明かされたのは、「花嫁のれんをどうしてもくぐりたい」という意外な理由だった。翌日、花嫁の衣装を着て、「花嫁のれん」をくぐることになるのは、誰なのか。

これまでの放送

放送スケジュール

  • #1
    9/8(水)
    26:50~27:20
  • #2
    9/8(水)
    27:20~27:50
  • #3
    9/15(水)
    26:50~27:20
  • #4
    9/15(水)
    27:20~27:50
  • #5
    9/22(水)
    27:00~27:30
  • #6
    9/22(水)
    27:30~28:00

出演者

【ナレーション】
羽田美智子
【出 演】
  • Emilie Jones
    (エミリー ジョーンズ)
  • Ana Cristina Argumedo Mendoza
    (アルグメド・アナ)
  • Lara Vazquez Blanca Maria
    (ララ・ブランカ)
  • Sitorakhon Muydinova
    (シトラホン ムイディノワ)
  • Christine Cunanan
    (クリスティーン・クナナン)
  • Pei Chen Chou
    (周 ペイチェン)*漢字表記は周姵辰

制作・著作東海テレビ放送株式会社 株式会社テレパック
制作協力独立行政法人国際交流基金