今回の祭人は鎌田忠臣さん。齢71にしてたくましく手筒花火を担ぐ。
５月２５日、約２０ｍも吹き上がる火柱が数多く上がり、
愛知県蒲郡市の夜を彩った。伊勢湾台風を機に４０年余りも途絶えた
伝統を復活させたという彼の想いは強い。地元の風物詩だった
幼き頃の情緒ある風景、手筒花火で深まる地域の繋がり。
ひとつ間違えば命の危険さえある伝統の祭りを次世代に繋ぐべく、
若者たちと共に奮闘する様子を追う。