
26日は3年ぶりとなる天体ショー『皆既月食』の日です。名古屋市科学館では、コロナのこの時期でも多くの人が楽しめるようにと、高性能の2つの望遠鏡を使ってインターネットで配信します。
担当者が屋上に設置したのは望遠鏡です。
2018年の1月以降、およそ3年ぶりとなる「皆既月食」。皆既月食は太陽と地球、そして月が一直線に並ぶことで、月が地球の影に覆われる現象のこと。徐々に欠けていくように見えた後、地球の影に完全に隠れると、赤茶色に変色した不思議な満月が現れます。
そして今回は、さらに特別な条件が重なります。それが「スーパームーン」。今年一番、地球に満月が近づく時と重なったのです。しかし…。
名古屋市科学館の担当者:
「以前は白川公園に望遠鏡を並べて皆既月食を見ていただいたりとか、そういった観望会もしましたね。コロナの時代ですし、YouTubeライブで中継を行う予定です。(中継は)学芸員の解説とともに、月食の仕組みなども併せてお伝えできたらなと思っています」
配信で使われるのが2つの望遠鏡。高性能で月食の様子がくっきりはっきりと見えます。
皆既月食のライブ配信は、名古屋市科学館のホームページで26日午後7時45分からスタートします。