新たな視点から選挙を…参院選を前に大学生が“ウグイス嬢”体験 投票呼びかけるアナウンスからも学び
夏の参議院選挙を前に、愛知県大府市の至学館大学で24日、ウグイス嬢を体験して選挙を学ぶ授業が行われました。
学生:
「参議院選挙、期日前投票所をご利用ください」
屋根にスピーカーを載せた車に乗り込み声を出す、いわゆるウグイス嬢。実は大学で政治や選挙制度を学ぶ学生です。
夏の参院選を前に、愛知県大府市にある至学館大学の授業の一環として企画されました。
このゼミでは、以前にも学内に期日前投票所を作り、学生たちで運営する取り組みを行うなど選挙をテーマにした授業を続けていて、今年の参院選に向けては大府市内で初となる、移動式の投票所を学生たちが発案しました。
そこで必要となるのが、投票を呼びかけるアナウンス。
慣れないマイクや用語に戸惑いますが、先生に教えてもらってなんとかコツを掴むことができたようです。
参加した女子大学生:
「初めての経験だったのでちょっと緊張したんですけど、楽しかったです」
参加した男子大学生:
「若者も面倒臭がりな人が多いので、(移動式投票所があれば)多分来てくれるんじゃないかなと」
至学館大学の越智准教授:
「楽しみながら関わることによって、投票に行くことの大切さというのを、身近なところから広げていけたらいいなと思っています」
ちょっと変わった視点から選挙を見てみる…学生たちも楽しみながら学ぶことができたようです。