愛知県犬山市の池に自衛隊機が墜落した事故で、防衛省は5月22日、機体を水中から引き揚げるための準備を進めていることを明らかにしました。

 犬山市の入鹿池に航空自衛隊のT−4練習機が墜落した事故は、22日も搭乗員2人の捜索が自衛隊などおよそ450人態勢で行われています。

 発生から9日目となった22日、防衛省は水中に沈んでいる機体などを引き揚げるサルベージの実施に向け、専門の会社に見積もりを依頼していると明らかにしました。

 また、池の北西部で流出した油の広がりが21日、新たに確認され、自衛隊がオイルフェンスを使った回収を進めています。

【動画で見る】“サルベージ”実施へ調整中…自衛隊機が池に墜落した事故から9日目 沈んだ機体を引き揚げるための準備進む