愛知県豊田市の道の駅「どんぐりの里いなぶ」で、レジから売上金を着服した嘱託社員が、懲戒解雇されました。

 どんぐりの里によると、60代の男性嘱託社員は少なくとも2021年4月から2022年11月までの間、閉店後のレジしめ中に架空の返品処理を繰り返し、返金分として生じた総額380万円を着服していたということです。

 11月11日、この嘱託社員がレジの中から釣銭をズボンのポケットに入れるところをほかの職員が目撃していて、防犯カメラの映像や帳簿のチェックから着服を繰り返していたことが発覚しました。

 嘱託社員はどんぐりの里の聞き取りに対して着服を認め、すでに全額を返金していますが、どんぐりの里は刑事告訴することを決め、手続きを進めています。

※画像は豊田市提供