侍ジャパンは3日と4日のドラゴンズとの壮行試合を前に、名古屋に滞在しています。2日はダルビッシュ有投手がドラゴンズ打線相手にマウンドに立ちましたが、まさかの展開となりました。

 1日午後10時15分ごろ、大谷翔平選手がアメリカから羽田空港にチャーター機で到着し、3日にも名古屋で侍ジャパンと合流する見通しです。

 母親が日本人のカージナルスのヌートバー選手も、羽田空港に到着しました。

ヌートバー選手:
「ヨロシクオネガイシマス。オハヨウゴザイマス。ガンバレ、ガンバレ」

 バンテリンドームには2日、ドラゴンズと合同練習を行う侍ジャパンを見ようと多くのファンが集まりました。

幼い子供を連れた女性:
「やっぱりダルビッシュ。ダルビッシュに会いたい。会えたら一生幸せになれそうじゃないですか?この子に会わせたい」

大学生:
「高橋宏斗投手のユニフォーム買いたいと思います。(グッズ販売には3日の)朝6時から(並びます)」

 ドームでは、合同練習を前に侍ジャパンがシートノックをし、その横でドラゴンズの選手がキャッチボールしました。

 午後3時から始まった合同練習で一番手として投げたのはダルビッシュ有投手です。

 しかし、先頭の岡林勇希選手にまさかのデッドボール。岡林選手はしばらく動けず、仲間に抱えられベンチに下がりました。

 さらにランナー2人を置いて、ビシエド選手がレフト前への先制タイムリー。新外国人のアキーノ選手もタイムリーを打ち、ダルビッシュ投手が初回の投球を自らから切り上げる想定外の展開になりました。

 ダルビッシュ投手はその後もルーキーの田中幹也選手にヒットを許すなど、課題が残る投球内容でした。

 ドラゴンズは福谷浩司投手が、村上宗隆選手と山川穂高選手を連続三振に抑え、3回無失点と順調な仕上がりを見せました。