在宅勤務中に映画館などに出かけていた名古屋市の職員が、停職と降任の懲戒処分を受けました。

 名古屋市によりますと、総務局の54歳の女性課長は去年8月からことし1月までの間、在宅勤務中におよそ15時間にわたり、映画鑑賞やリサイクルショップに衣類を売りに行くなど外出していました。

 また別の日には、昭和区役所など市役所から外出する業務を3回申請して交通費960円を不正に受給した上、実際には新幹線で首都圏に出かけるなどしていました。

 女性課長は市の聞き取りに、「業務に関連する情報収集のつもりでいた」などと話しているということです。

 名古屋市は16日付で女性課長を停職1カ月と係長級降任の懲戒処分とし、業務していなかった分の給与を返還させる方針です。

【動画で見る】外出業務を申請し“首都圏”へも…在宅勤務中に映画館等行った名古屋市の女性課長 停職1カ月等の懲戒処分