
発達した低気圧の影響で20日は各地で強い風が吹き荒れ、東海3県でも影響がありました。
20日午後3時14分に最大瞬間風速18mを観測した愛知県豊橋市。海沿いでは風が強く、三河湾は白波が立って荒々しい様子でした。
堤防を歩いていた男性は…。
男性:
「傘が差せない状態になってしまったので、(傘の)骨がきしむぐらい風が強かったのでやめました」
愛知県では20日朝6時50分に知多地域や西三河南部、東三河南部で暴風警報が発表されました。豊橋駅前では、風を避けて歩く人や自転車が倒れる様子がみられました。
豊橋市民A:
「ちょっと普通の強さとは違うね」
豊橋市民B:
「台風に近いような感じですね。物も飛ばされそうで、寒いし」
豊橋市民C:
「車に入るときにドアを持っていかれて、それを押さえるのが大変で、ちょっと腰にきた」
また三重県津市では、午前9時42分に最大瞬間風速23.7mを観測。JRの特急南紀と快速みえの一部列車が運休しているほか、紀勢線や名松線などで遅れが出ています。
津市と中部国際空港の海上を結ぶ、津エアーポートラインも一部の便で欠航しました。強風のため、高速道路も一部区間で通行止めとなっています。
午後2時ごろには、愛知県豊川市では一時「ひょう」が降り、辺りは一面真っ白になりました。
※画像は視聴者撮影
【動画で見る】“ひょう”で真っ白になった所も…春分の日に『春の嵐』津市では最大瞬間風速23.7m 高速道路も一部で通行止めに