
冬本番、愛知県で最も気温が低いとされる豊田市稲武町では、氷点下で凍った神秘的な氷の柱「氷瀑」を見ることができます。
■静かな山間の景色の中に“圧巻”…氷点下で氷結したつらら「氷瀑」

奥三河の豊かな自然に囲まれた愛知県豊田市稲武町は、気温を観測する県内12か所のアメダスの中で、最も気温が低い場所で、静かな山間の景色の中ある『氷瀑』が観光スポットです。毎年数千人が訪れるといいます。
そもそも「氷瀑」とは、気温が氷点下になる地域で見られる、水や滝などが氷結し氷柱(つらら)となって凍ったものです。
【画像10枚で見る】静かな山間で見つけた『氷の世界』…氷点下でしか見られない神秘的な氷の柱「氷瀑」

「氷瀑」がある大井平公園付近にある湧水広場に行くと、噴き出した噴水がそのまま凍ったような、思った以上に大きな氷の柱が連なっていました。

「氷瀑」は、水道工事店を営む松井徹さんが、10年前から製作。木のやぐらに水が流れるようパイプを設置し、気温がマイナス2度になったら水を霧状に噴射して作っています。一晩で約10センチの厚みになることもあるといいます。

愛知県豊田市稲武町に“氷の世界“を探しに行くと、氷点下でしか見ることができない幻想的な氷の柱「氷瀑」を見ることができました。「氷瀑」の見ごろは、2月下旬頃までです。