まん延防止等重点措置が延長される愛知県と岐阜県の対応は、それぞれで制限の一部が緩和されています。

 飲食店は、岐阜では延長前は酒類の提供が一律で認められませんでしたが、7日から一定の条件で認められるようになります。

 時短営業のについては愛知も岐阜も共通で、県の認証店では酒類の提供をするかしないかを選ぶことができ、それに伴い営業時間が変わってきます。

 酒類の提供をする場合は午後9時まで、しない場合は午後8時までの時短営業となります。ただし非認証店では酒類の提供はできません。営業時間も午後8時までになります。

 学校関係は、愛知では「感染リスクが高い」と中止していた理科の実験や音楽の合唱、体育の組体操などの授業について、7日以降は実施を認めます。これは感染者数がピーク時よりも減少傾向にあるためです。

 一方、岐阜は対面でのグループワークや合唱、密になる運動などは感染リスクが高いとして、引き続き中止としています。

 部活動は、愛知では原則禁止としていましたが7日から再開されます。対外試合も認められます。

 岐阜は平日4日まで、1日2時間以内で部活動が再開されます。ただし対外試合は原則禁止としています。

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