
あの人気の「おにぎりせんべい」に、AIのチカラで「やみつき」になる味が登場しました。
三重県伊勢市の菓子メーカー「マスヤ」のロングセラー商品『おにぎりせんべい』。

今年生誕53年を迎えますが、3月に度肝を抜く新商品が登場。その名も「AIせんべい」。
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SNS上では、「すっっごく気になる」「息子が気になり、すぐさまカゴにinしました」「AIを信じて食べてみたい」などと話題沸騰中です。
開発に1年近くかけたという商品ですが、見た目は普通で、むしろノーマルのおにぎりせんべいよりも一回り小さいように見えます。

マスヤ営業本部チームの副部長:
「『これが本当にやみつきになるんですよ』というものを目指して作りました」
特徴は「味」。AIがインターネット上から「やみつき」とつく料理のレシピ8万2000個をピックアップ。1兆通りものパターンから、最も「やみつき度」が高い食材の組み合わせをはじき出し、作ったせんべいです。
ちなみにその最適な組み合わせというのが、ごま油、ザーサイ、にんにく、鶏ガラスープの素、めんつゆ、ミョウガ、キャベツの7種類。

マスヤ営業本部チームの副部長:
「『どれくらいの割合で混ぜたらいいんだよ』というのはAIにはじき出してもらってないので、何十通りも組み合わせを研究して開発した」
最後は人間の経験と舌が頼り。こうして出来上がったせんべいのやみつき度は、AIによると驚異の99.8%です。

3月下旬から販売開始後飛ぶように売れ、店頭では品薄の状態が続いているそうで、現在はオンラインストアで数量限定で販売されています。