11月5日・6日に行われた「ぎふ信長まつり」は、6日の騎馬武者行列に木村拓哉さんが登場し、熱狂の中で幕を閉じました。このおまつりでは、信長にちなんだ行事以外にも「美殿町秋祭」「農業まつり」など、街をアピールするイベントも数多く行われます。

 今年行われたイベントの一つ「日本プリンアワード2022」について、発起人の所浩史(ところ・ひろし)さんに話を聞きました。

北海道から九州まで、全国から20のプリンがぎふ信長まつりに集まり、まつり期間中に売れた数でプリン日本一を決めました。

所さん:
「変わっているのが『砂プリン』。カラメルが砂みたいになっています。鳥取砂丘の真ん前にあるお店です。氷プリンというのもあります」

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 しかし、なぜ岐阜でプリンなのでしょうか?

所さん:
「私自身、パステルの“なめらかプリン”というプリンを開発したんですが。岐阜といえばプリンといわれるような街にしたくて」

所さんは、名古屋発祥のパステルの「なめらかプリン」の発案者で、現在は生まれ故郷の岐阜で洋菓子店を営みつつ、プリンで街を盛り上げようとしています。

所さん:
「私が小さい頃というのは、柳ヶ瀬商店街も人であふれていまして、そういった賑わいを取り戻したいという思いもありますし、私が何か岐阜市に恩返しができるとしたら、プリンを通してできることしかないので」

コロナの影響で思うように進まなかったものの、なんとか開催にこぎつけました。

 今回グランプリに輝いたのは、岐阜県の世界遺産・白川郷にある「白川郷ぷりんの家」の「水ぷりん」でした。