鯱視眈々の沖縄キャンプ

今帰仁村 

なきじんそんと読みます。沖縄の北部にある村です。

沖縄は難読地名の宝庫ですが、今帰仁村もなかなか読めませんね。

 

この今帰仁村で名古屋グランパスはかつてキャンプをしたことがあります。

Jリーグ開幕2年目の94年と翌95年のことでした。

監督がゴードン・ミルン。あのリネカーがまだ在籍していました。

午前練習と午後練習の合間には選手たちがプールで嬌声をあげる、

プールサイドではリネカーがドリンクを飲みながら読書をしている、

そんな牧歌的な雰囲気があった時代です。

リゾート感がありすぎたのか、

以降沖縄ではグランパスのキャンプは行われませんでした。

 

そんな沖縄でグランパスの春季キャンプが行われました。

実に20年ぶりの沖縄キャンプです!

舞台は

南風原町黄金森公園陸上競技場

さて問題です。何と読むでしょうか?

 

私、何度聞いても覚えられず、字面だけを頼りにタクシーに乗り込みました。

 

小田島「え~と、南の風の原っぱの町で何と読むんでしたっけ?」

運転手さん「あ~、はえばる、ですねぇ」

小田島「はいはい、そうそう、そのはえばるの、黄金の森と書く競技場は」

運転手さん「え~と、あ~、くがにむい、ですかね」

小田島「それです、それです。そこへお願いします。」

 

そのはえばるちょうくがにむい公園陸上競技場は

那覇市内から20分ほど東南へ行ったところにあります。

 

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競技場内はもちろんのこと、道すがらにもたくさんののぼり旗がはためいて

町をあげての大歓迎です!

 

私が取材に出向いた2/11は同じく沖縄でキャンプをしている

川崎フロンターレとの練習試合があって、

5000人が詰めかけて盛り上がりました!

 

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試合や練習が終わるとサインに写真撮影にと気さくに応じていました。

どさくさにまぎれて楢崎選手と・・・

 

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昨季は左ひざの痛みをかかえながらのシーズンで、

シーズン終了後すぐに手術をしましたが、

その影響を感じさせずにプレーしていました。

前人未踏の600試合出場がかかったシーズンになります。

ちばりよ~!!

 

さて、チームですが、

西野監督1年目の昨季は主力メンバーが大量に抜けて

世代交代を余儀なくされる中、J2降格の危機にさらされながら

効果的な補強と若手の成長もあって終わってみれば10位。

シーズン終盤の戦いぶりに手応えを感じた西野監督、

「ベースは出来たので、そこにどれだけ上積みしていけるか」

と2年目のシーズン、上位進出へ鯱視眈々です。

 

04シーズン以来の2ステージ制となる今年のJ1リーグ。

本命不在、群雄割拠のJリーグの中で、

グランパスが果たしてどんなどんな戦い方をしていくのか・・・

グランパス取材24シーズン目の私にも

南風原町黄金森という地名同様、

読めませんが、

たくさんの人が連日訪れた

南風原町黄金森競技場同様、

盛り上がってほしいと心から思う

20年ぶりの沖縄キャンプだったさぁ~

 

J1リーグは3月7日(土)開幕です!

 

 

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