今年の残暑厳しい季節、私は山奥で偶然にも
イトウに出会いました...
学生時代を過ごした北の大地で出会って以来、
かれこれ8年ぶりの再会です。
岐阜県高山市の山中を車で走っていたとき、
突如、目の前に現れた、場所にそぐわない文字。
そこには、「森」と「水族館」という相反する言葉が並んでいました。
中に入ってみると...
少し前の話のため、半袖ですがご容赦ください...。
小さな池があり、畑があり、のどかに生い茂る緑。
そこには、ノスタルジックな日本の山里の雰囲気が漂い...
ゆっくりと時が流れていました。
しかし、その奥で見たものは...!?
そこには、悠然と我もの顔で水槽を泳ぐ、
一匹の巨大な淡水魚がいました!!
体長は1m以上あろうかという大物!!
「水族館」というのはどうやら本当でした。
しかし、見覚えがあるその姿...
もしやと思い、隣の札を見てみると...!?
やっぱり、「イトウ」でした!!
その希少性から"幻の淡水魚"と呼ばれ、
その巨大な体躯(1m~1.5mほど)から
"日本最大の淡水魚"とも呼ばれています。
寒い北海道の河川や湖沼にしか生息していない
"北の大地が生んだキング・オブ・淡水魚"に
岐阜県高山市で再会できるとは思いもしませんでした!!
もう一度、アップでご覧ください。
こんな顔をしていますが、
ネズミやヘビなども食べるほど、獰猛なんです!!
並んで撮ると、その大きさがより分かるかと思います。
その迫力に感嘆します!!
イトウとの8年ぶりの再会に心躍った残暑の高山旅行でした。